落合陽一さん、三谷芸術監督、息子、私

 

 昨日(3/12)、新国立劇場バレエ研修所のリハーサルを15:00に終了し、その足で牧阿佐美バレエ団

「プリンシパルガラ」のゲネプロが行われている文京シビックホールに向かった。

 

最近バレエと画像をコラボさせての芸術に興味をもち始めた落合陽一氏を息子である真平が私を介して牧阿佐美バレエ団に紹介した。

 

・・まずは現場で生のバレエを見て・・

と、ゲネプロが行われている会場に落合陽一氏と息子が訪れていたので、私も落合氏ご挨拶方々ゲネプロを観に出向くことになった。

 

会場に到着して息子から落合氏を紹介されて落合氏と挨拶を交すと、「実はバレエは生ではみたことが無いいんです」とさらりと話し始めた彼は魅力的で私たちは以前から知り合いのように気さくにいろいろバレエについての話をしていた。

 

一生を殆どバレエに浸かって過ごしてきた母の息子でありながら、普段はバレエにはほぼ無関心のように見えた真平は「許されるなら舞台袖にカメラの1つを置いて撮影しても面白くない?」などと彼なりの意見をのべたり・・・そんな息子に私は

・・・状況で人って変わるんだなーと感心したり・・・

 

私といえば研修所の主任講師に着任するまでは35年間にわたり牧バレエ団の毎回の上演作品にバレエミストレスとしての役目を担ってきた。

 

その牧バレエ団のゲネプロなので、今回の公演に関しては部外者として見ている立場でもダンサーたちや作品のの出来不出来が気になり、かたや落合氏の構想にも興味深々で、なにやら気持ちの落ち着かないゲネプロであったが楽しかったことも事実である。

 

私は本番は3月14日(日)に主人を伴っての観劇の予定。

 

同じ日に落合氏と彼の研究所のメンバー数人が会場のあちこちからカメラで撮影する予定で、その後落合陽一氏が彼の並々ならぬ才能を駆使してじっくりと構想を練る。

 

そしていつの日か見たことももない素敵な斬新なバレエの画像を我々の目に提供してくれるのかもしれない。楽しみでもあり、いささか不安でもある。

 

バレエにもAIが関わってくる時代がくるとはね・・・???

 

*写真:左から三谷恭三芸術監督・加藤真平・落合陽一さん・私