二つの公演

2019年3月16日・17日には牧阿佐美バレエ団では「プリンシパル・ガラ」が、新国立劇場バレエ研修所では「エトワールへの道程」の公演がどういう弾みでそうなったのか同日に開催される

 

おかげで牧阿佐美バレエ団の代表で新国立劇場バレエ研修所所長の牧先生はあちらのリハーサルにこちらの振り付けにと大忙しで、私も牧先生程ではないがいつもよりはずっと忙しい

 

「どうして全く同じ日になっちゃったのかしらね」と牧先生

「さあ、両方の都合と劇場の空き具合なんでしょうか?・・・」と私

 

結局は同日になった理由はよくはわからないけど両方の作品を仕上げていかねばならないのでハードな毎日が続いている

 

私は牧先生の年齢を考えると・・・体調を崩されないか・・・とつどつど心配しながらアシスタントを務めさせていただいているが牧先生は予想に反してお元気で精力的なのには改めて驚かされている

 

そんな牧先生につられて私もつい・・・牧先生が頑張られているのだから私だって・・・ときばってしまい、実はこのところは少々参っているのが現実で自分のペースを無視してしまった自分を反省しているところだ

 

私は今回は研修所の方の仕事に重点を置いてバレエ団の作品では「アビアント」だけのお手伝いに留まらせていただいたのだが、やはり自身のスタジオ、バレエ研修所、牧バレエ団の3つに関わってる状況は私のキャパスティではいっぱいで今にも溢れそうなのでである

 

そこで、”すべてを完璧に” と焦ることはこの際やめてその日その日、ひとつひとつに心を込めて丁寧に仕事をこなしていこうと考えを改めた

 

16日、17日の二つの公演が成功することを願いながら・・・