名前はリボン(その1)

ポメラニアンのラッキーが6月にこの世を去って我が家は孫達が訪れる以外は静かになった。

 

ペットの中では最長老の18歳の猫のミーコは昼間は殆ど寝て過ごしており、ラッキーという相棒を失ったマルチーズのマルチはお散歩で外に出るときは元気に飛び跳ねるが普段は心なしかぼーッと彼方を見ているようになった。

 

私自身といえば、死に際を看取ることすら叶わなかったラッキーの面影を中々断ち切ることが出来ず、彼の写真を目にしては悲しみがこみ上げ、仕事での疲労にさらに心の疲弊が上塗りされているようだった。

 

・・・何とかしなければ・・・

  

9月の末頃に私は決心して・・・マルチのために(本当は自分のためであった)相棒となる子を・・・と、孫の紗良と連れだって町田にある子犬専門のペットショップに出かけて行った。

 

面会の相手は前もって電話で予約してあった8月9日生まれのトイプードルでまだほやほやの赤ちゃんだつたが、目の前に連れてこられた彼女を見て私も紗良もひと目で気に入ってしまい、即座に迎え入れる手続きに入った。(写真左)

 

”生後65日を過ぎないと親兄弟からは離せない” との説明を受けて10月14日に再度迎えに行く予約をして後ろ髪を引かれる思いで帰路についた。

 

お店の担当の女性から

「早めに名前を考えていただいてお電話くださいね。こちらがお預かりしている間も名前を覚えるように決めていただいた名前をよんでお世話しますので」

 

帰宅してからは、いろいろ名前の候補が出たが結局は紗良の主張が通りって”リボン” と名付けることに決まり、早速私はペットショップに電話をして名前を伝えた。

 

そして待ちに待った引き取りの日の10月14日、再び孫の紗良と共に町田のペットショップに行ってリボンを受けとり我が家に迎えいれた。

 

写真左は受け取りの際の記念写真を担当の女性が撮影してくれたもの。(写真右)

 

さて、我が家に到着してゲージの中から出てきたちっちゃな新顔に対して、8歳になる雄犬のマルチと猫のミーコの態度は・・・・??