東欧への旅(その5)

ブタペストで一番の名所である国会議事堂に行った

”お城”かと見間違える程に超豪華な建物は「中も見学出来る」と”観光案内”に書いてあったのだが、あいにく日曜日だった為にそれは叶わず外観だけをゆっくりと見てまわることとなった

 

その後、市街を観光方々オペラハウスを目指して歩くことに話はまとまり、地図を頼りに・・・

でも道に迷い・・時には人に訪ねながら・・やっとの事でオペラハウスにたどり着いた

 

中に入ると公演等は夏休みで閉館していたがショップ(お土産店)は開いており、入り口付近に設置されている画面のDVDからは中村ショウコさんのダイナミックな踊りが映されていた

私達はショップでバレエグッズなど、あれこれ見ながらお土産も買ったりして楽しんだ

 

明日には帰国の予定なのに無性に日本食が恋しくなり、ガイドブックに案内されていた日本食レストラン<小町>にて ”うどん”や ”冷やし中華”、私はというと ”ワンタン麺” を食べて大いに満足した(やっぱりお醤油は美味しい)

  

今回の旅の最後を飾る<ドナウ河ナイトクルーズ>に参加すべくタクシーをゲットし、桟橋に着けば既に私達が乗る予定の船は停泊しており、一方ドナウ川では何隻もの船が観光客を乗せて往来し始めていた

 

太陽が沈む夕暮れの8時前に乗船が始まると、早くから並んでいた私達は外観を見やすい1番シートを確保することが出来た

皆は上機嫌にはしゃぎ、暗くなるにつれて徐々にライトアップされてゆく景観をバックにシャッターを切っていると船は静かに走り始め、しばらくすると昼間見学した国会議事堂が目前に・・・

 

完全にライトアップされた国会議事堂のその姿の見事なまでの美しさに、船内では私達も含めた乗船客全員の感嘆の声が鳴り響いた

 

船はドナウ川の、これもまた華やかにライトアップされた橋の下を通り抜けたが、その際には橋に集まっていた多くの人達が船の乗客(私達にも)に手を振り、こちらからも振り替えしての旅行ならではの和やかな醍醐味を味わい、今回の旅行最後のイベントにふさわしい夜となった

 

羽田を発って8日間、予定のフライトに乗り遅れたり予定外のバスに乗せられたりと、ハプニングはあったが総じては中々内容の濃い忘れがたい旅行となった

 

*写真右上=ナイトクルーズ船の桟橋にて *写真左上=滞在したホテル近くの砦にて

*写真下2枚=国会議事堂