ツバメのこと

我が家のガレージでは毎年ツバメが来訪して子育てをする

 

4月の始め頃に第1陣がきてガレージに既にある古巣を修理して卵を生み、育て、巣立ちしていく

 

今年のツバメのお母さん(?お父さんかも)は最初にせっせと修理して完成させた巣は何故か気に入らずに放棄してしまい、その左隣にある古巣を再び修繕して住んでいた

 

その分いつもより遅れたが無事雛たちは巣から顔を出し始め、順調に育っていった

 

このツバメの夫婦は、以前に来ていた親たちより警戒心が薄く私や孫の紗良がガレージ内に入っていっても騒いで追い出そうとはしなかった(信頼されてたのかも・・)

 

特に写真左で紹介したようにガレージ奧に置いてある脚立のテッペンがお気に入りで、私達が雛たちを眺めている間は夫婦で脚立に停まりながら私たちを見張っていた

 

それでも、やはりいつ怒られるか・・・と私はドキドキしてしまい慌ててシャッターを切ったので写真はボケてしまった

 

そして5羽の雛たちはある日一斉に巣立ちを果たし、数日間は夕方近くになるとスタジオの周りに集まり、一家で乱舞する

 

ツバメの巣立ちは今までに10年以上毎年2家族づつくらいは見届けていたが、今回は親ツバメが雛に空中で口から口へと餌付けする瞬間を初めて目に捕らえることができた

 

感動!! 何という精密な飛行と感性・・・・

親の方は当然とも思えるが巣立ちしたばかりの雛が持つ生まれ備わった能力には感心するばかり

 

第1陣のツバメ一家が巣立ちした1週間ほど後、第2陣と思えるツバメがやってきたと思ったら、何と前のツバメが気に入らなくて放棄した巣にちゃっかりと居座り早々と卵を温め始めているのを目にした時にはチョット驚き

 

でも私はとても嬉しい

再び雛たちの生育と巣立ちを観ることが出来るのは私にとってはやはり最高の癒やしとなるから