バレエシューズのこと

写真はどれも私の指導用のバレエシューズです。

 

写真右サイドの履き古したバレエシューズが現在使用中の分で、このくらい履き古していくと使いやすいのですが、新品のうちは外販母子が痛くなる確率が高いのが問題でした。

 

中央の赤いシューズはレッスンには使用していませんが、私の”還暦祝いに”と牧阿佐美バレエ団の有志のダンサーからプレゼントされた記念品なので大事に保管しています。

 

さて、写真左はこの度新しく購入したばかりのアメリカは”キャペジオ”のティーチャーズシューズです。

 

4月7日のNHKバレエの饗宴」(GP)を終えてNHKホールから一人ブラブラと渋谷駅に向かって歩いていたら、チャコット本店の建物が目に入り、私は吸い寄せられるように入館していました。

 

というのも私はチャコットさんとはバレエ団・私のスタジオを通して長ーいお付き合いなのにも関わらず渋谷本店には一度も訪れたことが無かったのです。

 

カタログではなく実物の<バレエ・ダンス>関連グッズがところ狭しと華やかに並び、私は疲れも忘れて物珍しそうにキョロキョロ、ウロウロと店内を見て回っていました。

 

・・・こんな時こそ私の足に合ったシューズを・・・と閃いた私はシューズの置き場の三階へと足を向け、何種類ものキャラクテルシューズやティーチャーズシューズを目前にしながら訳も無く心が浮き立ってきたのを覚えています。

 

親切な店員さんがあれこれ説明しながら、いくつかのシューズを試着している中で出会ったのが写真左のシューズでした。

 

シューズはぴたりと私の足に吸い付き、しかも皮と伸び縮み自在な生地とのコーディネートが私の最大のトラブル源である外販母子の部分を柔らかく保護してくれて履き心地は満点です。

 

バレエ団用とスタジオ用に二足を購入し、気分が良くなった私は更にレッスンウエアとレッスンCDまでも購入してしまいました。

 

・・・もっと早く足を運んでいれば・・・と思いましたがこれも人との出会いと同じで、今だからこそ今回のシューズと出会えたのかも知れません。

 

人でも、物でも ”出会い” て素敵ですね。