塩の値段(その1)

最近の話です。

 

牧バレエ団での仕事の帰りに<さいか屋>の地下食料品売り場に寄った時のことでした。

 

後にジュニア科の教えを控えていていたこともあり、早めに買い物を済ませて帰ろうとした時、急に塩を切らしていることを思い出したのす。

 

その時に私が買い物をしていた売り場はエコ食品売り場だったので、その店の塩を陳列してあるコーナーに行きビニール袋詰めの塩を二袋手に取りレジへ並びました。

 

他にはトマトとお豆腐と水羊羹と何かくらいでしたが、その時レジ係りの人に言われた合計額が¥5,000に近かったのに私は・・・何でそんなに高額なの??・・・

 

レジから離れた片隅でレシートをしげしげと調べてみると、なんとそのビニール袋の塩は一袋¥1700もする高級塩だったのです。そんな塩を買うつもりは毛頭なかった私は・・・

 

今からレジへ引き返して返品するとしても時間の余裕も無い上にそもそもが自分の不注意なので気が進まず、しっかりと値札を見定めなかった自分を非難しつつすごすごと家路についたのでした。

 

え? いったい一袋いくらのつもりだったのかって?

本当にアバウトなんですけど私としては一袋¥400、高値だとしても¥600くらい、とふんで手に取りました。

お恥ずかしい話ですが、ビニール袋詰めの塩にそんな高級品があるとは全く知らなかったのです。

 

でもこの塩の話には続きがあるんですよ。 次回に・・