キーちゃんの病(その2)

7月5日に極度に衰弱してしまったキーちゃんはその後、入院と院長先生の適切な治療のお陰で奇跡の回復を果たしました。

 

現在は我が家のいつもの部屋で療養生活に勤しみ、食欲も出てきたためか日ごとに体重も増えて、入院時には32グラムだったのが今や38グラムにもなりました。


そうは言ってもこれですっかり安心という訳にはいきません。


何故ならばキーちゃんの検査結果は実はあまり芳しくはなかったからです。


彼はセキセイインコにありがちな精巣癌に侵されており、更には甲状腺肥大になっていて、その影響で肺に負担がかかり極度に衰弱していたようなのです。


唯一救われるのは、甲状腺肥大の方は癌化している様子がないから現在の元気を取り戻すことが出来て、精巣癌の方も今のところは進行してはいないとのことでした。


キーちゃんは今年10歳で、人間なら70歳くらいだそうです。

健康でもほとんどのセキセイインコは14歳前後が寿命の限界なのでキーちゃんが後1年も保つことが出来なくても納得するしかないのでしょう。


チョット寂しいですがこの世に生を受けたものの宿命と思い、覚悟を決めてキーちゃんに残された時間をコミュニケ―ションを密にして過ごしていこうと思っています。