大自然と富士山

12月3日10:35 の富士山です。

久し振りに雲一つない冬晴れの今日、程よい雪化粧をほどこした富士山を撮影しました。


このように遠くから眺めているには申し分なく美しく、時にはえも言われぬ感動さえ与えてくれる富士山も聞くところによれば活火山であり、いつ噴火してもおかしくは無いそうです。


御嶽山の噴火による沢山の悲劇を目にし耳にするにつけ、<大自然の前で人間は無力>であることを深く印象付けられ、自然の美しさや大切さと人間が共存していくことの難しさを考えさせられました。


いつか富士山も噴火して御嶽山に勝るとも劣らないスケールで毒ガスや灰、噴石を広い範囲にまき散らし、多くの人達に悲劇をもたらすのかと思うと呑気にその姿の美しさに感動ばかりしてもいられないと複雑な気持ちになっています。


でも、大分昔にですが「地球は生きている」というドキュメント映画を見ました。

その映画によると、火山爆発を始め台風も大雨で河が氾濫するのも全ては<地球が生き生きと活動している証拠ですべては必要なこと>を暗に掲示する内容の壮大なスケールのフィルムでした。


つまりは、そう人間にばかりに都合よくはいかないという事なんですね。


納得はしてますが、やっぱり「富士山、噴火しないでください!!!」と祈るばかりです。