せっかちで軽率な私だけど

8日(水)やや平熱になり風邪も終息に近いと思った私は翌日、このところ気になっていた肩痛の原因をはっきりさせる為に、さる医院に診察してもらいに出かけました。

 

待合室で2時間近く待たされた後の診察とレントゲン撮影の結果は、俗に言われている<五十肩>でした。

医師曰く「以前のも今回と同じでしょう。五十肩は何歳になっても何回でも起こるんですよ。ま、野球選手と同じで職業病ですな」(ニヤリと笑う)

ガッカリして帰宅すると玄関で孫の紗良と主人に出会い、そのまま徒歩で美容院にいる紗良のママのところへ行って紗良に安心させた上で昼食を摂るべくお蕎麦屋さんへと向かいました。

 

夕方、少し寒気を感じたので体温を測ると37度に上がってしまったので慌ててベッドへもぐりこんだのですが、次の日(9日)も一向に平熱に戻る気配はなく、今度は咳まで出るようになってしまったのです。

 

気持ちをシャンと強く保てば・・・と過信してあちこちへと動きまわってしまった自分の浅はかさが招いたことと深く反省はしたのですが・・・

 

昨日(10日)の夕方のことです。

小見さんが「先生、観て!あの富士山の空」

厨房の窓から見えた情景は、シルエットと化した富士を取り囲む燃えるような空でした。

 

・・・こんな瞬間を記録に残さない手は無い・・・とばかりに急いで部屋着を羽織りベランダへ

「ほらー又そんなことしていると熱がブリッ返してしまうよ。早く中にはいりなさい」

と主人の心配する声を背に受けながらも,怯むことなく撮影に専念した頑固な私でした。

 

そして、その夜からは熱は徐々に下がり始め、咳はするものの痰が切れて楽な状態になってきたのです。

 

やっぱり美しい富士と燃える空の美しさが私の気を再び呼び起こしたのかも・・・

10月10日17:36 どなたかこの情景にお気づきになりましたか?