「クルミ割り人形」公演

私の所属する牧阿佐美バレエ団は毎年この時期に定期公演のように「クルミ割り人形」を公演しますが毎回、沢山の子供連れのお客様でにぎわい、好評を得ています。

 

今回も14日(昼・夜)15日(昼)の3回公演を開催し、私は14日(昼)と15日を観ました。主役をはじめそれぞれの役どころのダンサー達は自身も楽しんでいるかのように輝いて踊っていて素敵な公演でした。

出演した皆様 「お疲れ様!」

 

「クルミ割り人形」が一般のお客様に深く浸透しているのは、作品のテーマが [クリスマスイブでの一人の少女の夢] なのと、チャイコフスキーの音楽が一般の方に迄耳馴れていて、古典バレエ作品の代表的な作品の一つでもある所以かと思われます。

 

そして、なによりも子供たちにとって自分と同じくらいの年齢の少女の物語という設定がより興味を誘い、舞台の進行に伴って一緒に夢の世界を楽しめる事も人気の要因の一つなのではないでしょうか。

 

「クルミ割り人形」に関しての思い出話をします。

まだ息子が5歳の頃、親子3人でアメリカはカリフォルニアの「ディズニーランド」をメインの旅行をした時のことです。

ディズニーランド~シーワールドでのコースを終えて最後にサンフランシスコに滞在した時、ちょうど クリスマスシーズンだったこともあって、地元サンフランシスコバレエ団が「クルミ割り人形」を公演していました。

早速、チケットを手配して観に行くことが決まりドレスアップして劇場へ・・・・タクシーの中で

主人曰く「真平もまだ小さくておとなしく観ていられないかもしれないし、僕も途中で眠くなっちゃうかもしれないから、その時は外で待っているからね」としらけたことを言うのでチョットむくれ気味の私でしたが劇場へ到着して中へはいると!

そこはもう<メルヘンの世界>でした。そして幕が明くと・・・・・

 

ここからは作品の内容も含めて長くなるので又次の機会にしたいと思います。