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私の母は私が32歳の時に脳卒中で1ヶ月の入院の末52歳で亡くなりました。
今は亡き妹と残された母の持ち物を処分したり、形見として分け合って私が受け取った中に写真の観葉植物の<とっくりラン>がありました。 当時は二鉢あったのですが一方のランは数ヶ月後には母の後を追うように枯れてしまい、生き残った現在のランは当時の大きさの10倍以上にも成長して今もなお健在です。<とっくりラン>は葉の先が細く垂れ下がって全体が徳利のように見えることからネイミングされたようですが、我が家のシンデレラのミーコ(猫)があろうことかこの<とっくりラン>の新芽が大好物で新芽が出始めるとシャキシャキと美味しそうに食べてしまいます。したがって一番美しく見える筈の繊細な葉先がほとんどの葉にありません。それでも見た目は堂々とした風格さえ感じさせて母の代わりに私を見守ってくれているように感じます。 これからも益々大事に、ミーコにも少しは遠慮してもらって共に過ごして行きたいと思っています。
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