セキセイインコの僕はメタボ

僕はセキセイインコ

僕の名前は、飼い主の孫の紗良という女の子が<ピータ>と命名した

 

僕は去年の夏に江ノ島の小鳥専門の店で生まれ、バレエの先生である今の女主人(飼い主)に気に入られて家族の一員に加えられた

 

何故僕が選ばれたかは以下の理由なんだ

   1:羽が黄色 2:他のインコに比べて目が大きい 3:他のインコに比べて食欲旺盛

 

1と2の理由はどうも僕の前に飼われていた先代のインコが黄色で目が大きかったかららしい

 

3はやはり先代のインコが亡くなったばかりだったので、とにかく元気で食欲のあるインコが安心

 なのが理由みたいだ      

 

ということで僕は生まれた時から食べることが大好きなインコだった訳

 

ところが最近になって鳥専門病院で健康診断を受けたところ、僕はとてもメタボなことが判明した

 

一般的にインコの体重は38グラム~45グラムなのにその時点での僕の体重は52グラムにもなっていてお腹には脂肪が溜っていた

 

このまま放っておくと人間で言う”成人病”になっていろいろな病気の根源になって危険なのだ

 

女主人は驚いて、次の日から早速僕のダイエット計画が始まった

 

インターネットで健康とダイエットに向いているインコのご飯、玄アワ・玄ヒエ・燕麦・オーチャードグラスの4種を取り寄せてそれらをミックスさせ、毎朝えさ箱にはたったの8グラムしか入れてくれない

 

今まで好き放題に食べていた僕は毎朝お腹を空かせてイライラし、殻しか残っていない餌箱を嘴で咥えて上下に揺さぶって女主人に訴える、ガチャガチャ、・・・「早くご飯を頂戴!」・・・

 

こんな我慢の毎日を続けた約一ヶ月後の先日、再度病院を訪ねて体重測定とお腹の脂肪測定をしたところ、僕の体重は49グラムにまで落ちてお腹の脂肪も殆ど無くなっていた

 

辛かったダイエット計画は成功しつつあり、僕の女主人はまるで自分のことのように喜んでいた

 

今なおダイエット中の僕の身の上話でした